• 山原香央理

なみだ

今日、咲いたこの黄色い花は

何年もの間、葉と茎だけの毎日だったのに

今年、急に蕾をつけて咲きました。

何年もの間 ・ ・ ・

どうして葉だけだったの?

どうして茎だけだったの?

なのに、

どうして今年は咲いたの?

たまに悲し過ぎるエピソードを思い出すのに、

花が蕾をつけると自然とほころぶ笑みに

私はどう言って

慰めてあげるのかな。

今日の悲し過ぎるエピソードは、

最愛の人を24歳で癌で失うエピソード。

知らなくて「ずっとついていく」なんて言ってたくせに。

そんな早く逝ってしまうなんて。

それを聞いた18歳の私は、

恋の意味を知らなかったけれど

愛の意味を知って

愛を知ったからこそ

恋をしたいと

思いました。

恋から愛に変るとはよく聞くけれど

愛を知っているからこそ

本当は全力で恋をしたがっている。

そんな乙女心。

だといいのに。

0回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

愛嬌

あっ

© pianomomentsound.com