- 山原香央理
知らないキモチ
今日のランチの風景

美味しかったです。
開店当時からお気に入りで、ずっと通い続けているお店です。20年近くなると思います。
実は、こちらのシェフさんが、お店を開く前、違うお店で同じようにパスタをお料理していらっしゃた頃から、シェフさんを知っていました。
お店を開くと、ご本人から聞いたわけでもなく、ただ後ろ姿をふと見かけただけで、何故か新しいお店も知って、そし今に至るわけです。
何か特別なものを感じますが、それが具体的に何かはわかりません。
しかし、彼の味に家族全員虜になるわけです。
時々カウンターに座ると、彼の手さばきなど拝見出来るわけなんですが、心遣いの一端一端に
計算しつくされたともいえるリズムの正確さと、一皿一皿への愛情を感じずにはいられません。
第2号店も開店されたばかりで、今日は私達の行ったほうにはその方はいらっしゃいませんでしたが、奥様がいらっしゃって、楽しくお喋りして帰ってまいりました。
私達が形に残すもの。
見て、食べて、そして、音楽なら聴いて。
いろんなシチュエーションの中で、作ったひとのキモチ、そのものズバリはわかりませんが、相手に感じてもらえるキモチ、そのキモチこそが、
実は、何にも代え難い大切なものになっていくんだなと、
美味しい近江牛のミートソースのパスタをいただき、今日の一日を終えるこの時間に
感じました。
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